06 July 2026

初心の心

最近、ようやくまたヨガの練習を心から楽しめるようになりました。そして改めて、「初心の心」がどれほど大切なのかを思い出しています。

私のヨガの旅は今も続いていますが、今はたくさんのことを経験してきた身体とともに、新たなスタートを切っています。身体は自分を守り、新しいホルモンバランスに適応しようとした結果、とても硬く、そして弱くなってしまいました。長い間一緒に生きてきた、小さいけれど一生懸命コルチゾールを作り続けていた腫瘍を摘出した後、適応しなければならなかったのは身体だけではありません。脳もまた、新しい現実に順応する必要がありました。

ある意味で、私は自分自身を思い出し、もう一度発見しているような気がします。自分ではなくなっていたわけではありません。ただ何年もの間、とても強いホルモンの影響を受けながら生きてきたのです。

回復とは、とても多面的なプロセスです。今の私は、極度の疲労を抱えながら、痛みがあり、硬く、弱くなった身体でヨガを始める人の気持ちがよく分かります。その経験は、ヨガ講師としての私にも新しい気づきを与えてくれました。

生徒さんたちを見ていると、本当にたくさんの刺激と学びをもらいます。長く練習を続けている方々は、その強さ、柔軟性、そして練習の深さで今も私にインスピレーションを与えてくれています。一方で、ほとんど経験のない状態でクラスに来てくれた二人の初心者からも、同じくらい大きな勇気をもらいました。地道な努力、忍耐、そして前向きな気持ちを持ち続けたことで、お二人とも本当に大きく成長されました。身体が少しずつ強くなり、柔軟になり、そしてクラスを終える頃には、心が軽くなったような、輝く笑顔で帰っていく姿を見るたびに、とても嬉しい気持ちになります。その歩みは、私自身がもう一度自分の練習を始める大きな励みになっています。

そんな中で、改めて『ヨーガ・スートラ』1章12節の言葉を思い出しました。

「心の働きは、継続的な実践(アビヤーサ)と執着を手放すこと(ヴァイラーギャ)によって静まる。」

アビヤーサとヴァイラーギャは、ヨガの「二つの翼」ともよく表現されます。一つは私たちを前へ進ませ、もう一つは、「こうあるべき」という思い込みから私たちを自由にしてくれます。

今の私の課題は、ただ練習を続けながら、期待を手放していくことです。私は何年もの間、とても熱心に練習を続けてきました。でも今は、以前の自分に戻ろうとしているのではありません。今日のこの身体には何ができるのだろう、と好奇心を持って向き合っています。


その気持ちの変化によって、ヨガは再び新鮮で、刺激に満ち、そして心から楽しいものになりました。同時に、とても懐かしく、自然な感覚もあります。ヨガは決して私のもとを離れていたわけではありません。ただ、私の身体が、もう一度ヨガを受け入れる準備ができていなかっただけなのです。

私の周りには、本当に優しく素敵な人たちがいてくれることに心から感謝しています。そして、この道を歩みながら、これからもお互いに励まし合い、支え合っていけたら嬉しいです。

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