このチャクラ曼荼羅を描くことは、本当に多くの意味で深い旅でした。3月に描き始めたときは、まさか最後の曼荼羅を病院のベッドで、手術後に描くことになるとは思ってもいませんでした。今回で35枚目。各チャクラに5枚ずつ描いてきました。目的は「作品」を完成させることではなく、描くプロセスそのもの。始める前にそのチャクラとその質に意識を向けてから、あとは委ねて描いていきます。それ自体がいろんなレベルで癒しになると信じています。集中やリラックスの時間だけでも十分意味があり、色彩は心を落ち着かせ、内なる物語を語ってくれます。
これは第五チャクラ、喉のチャクラ「ヴィシュッディ」の5作目です。このチャクラの質は「空(エーテル)」で、感覚は「音」。入院中はたっぷりとチェロの音楽に浸ることができ、本当に美しい時間でした。
もうすぐ退院して、自宅でしばらく体の回復とホルモンの落ち着きを待つことになります。腫瘍がなくなったことで、体も心も本当に変化を感じていて、今はとても良い状態です。
みなさんもぜひリラックスして、音に耳を澄ます時間を持てますように✨ また元気にお会いできるのを楽しみにしています!